アキラの精神世界

明晰夢 瞑想 宇宙全史 など

エネルギー体とは何か

カスタネダ「エネルギー体というのは正確には何なの?」

ドンファン「肉体と対になっているものだ。純粋なエネルギーからなる幽霊のようなものだ」

カスタネダ「でも、肉体もエネルギーから出来ているんだろ?」

ドンファン「勿論そうだ。違いはエネルギー体には形があるが質量がないということだ。純粋なエネルギーだから肉体の可能性を超えた活動ができる」

カスタネダ「例えば?」

ドンファン「一瞬のうちに宇宙の果てまで移動するといったようなことだ。夢見というのはエネルギー体を操る技であり、少しづつ練習することによってそれを柔らかくしたり硬くしたりする技だ。夢見を通してエネルギー体自身が知覚できるようになるまで凝縮するのだ。その知覚は日常世界を知覚する普通の方法に影響されるが独立した知覚だ。それは独自の球体を持っている」

カスタネダ「その球体というのは?」

ドンファン「エネルギーだ。エネルギー体はエネルギーによってエネルギーを扱う。夢見においてエネルギーを使うには3つの方法がある。流れのままにエネルギーを知覚すること。未知の領域へ飛ぶロケットのようにエネルギー自体を噴射すること。また普通の世界を知覚するように知覚することだ」

カスタネダ「流れのままにエネルギーを知覚するというのは?」

ドンファン「見ることだ(seeing)エネルギー体は光や脈動する流れのようなものや乱れとしてエネルギーを直接見るのだ。あるいは揺さぶりや衝撃として直接に感じ痛みさえ伴うのだ」

カスタネダドンファンが言った他の方法は?エネルギーを噴射として使うエネルギー体のことだけど」

ドンファン「エネルギーは球体だ。だから宇宙に存在するエネルギーの流れを、エネルギー体が自分を上昇させるのに使っても何の問題もない。必要なことは流れを分離してそれと一緒に進んでいくことだ」

大事なところなのでしっかり復習しておこう