瞑想性集中訓練
瞑想術入門(山田孝男)より
この本は瞑想術について体系的にまとめられた本であります 私はこの本の中で瞑想術精神鍛錬という項目に強い興味をもちました なぜなら今私が行っている訓練と内容がかなり似ていたからです
P195より内容をまとめてみます
これは想像力を向上させる為の訓練である
1.単純な光を思い浮かべる
丸い光や四角い窓のようなものがよい
2.単純な物を思い浮かべる
シンプルな図形からはじめ、身の回りのものに移るのがよい 例えば毎日使うコップ、鉛筆、パソコンのマウスなどである
3.情景のイメージ
景色を思い浮かべる 海や山など 自分がよく訪れるところがよい 長く続けていると実際にその中で過ごして居るような現実感があらわれるようになる これは瞑想旅行とも呼ばれる (私は現在この段階まで進んだ)
※私は『見つめる』というこれとは別の修行を実践したことで、薄いラップのようなもので風景を繰り返しリセットして描写するテクニックを身に着けた 同じイメージを繰り返し描写することで詳細な風景を眺めることができるようになる
4.登場人物と会話する
イメージの中に人物を出現させる その人物と対話を試みる 私は夢の中で人と話すことはあるが、イメージの中で主体的に誰かと会話することはなかった
追記:私は小さい頃から小説を読んでいます そのため小説の登場人物が会話するところは幾度となく想像してきました 私自身が彼らと会話することはなかったのですが、会話がある以上ほぼ同じ事をしていたのだと思います つまり4は経験済みでした
5.過去の経験を遡る
これは反復に相当する 私は先にこのステップを済ませていた
6.自己との対話
詳細な自分のイメージを思い浮かべる
自分と対話を行うことで自己を詳しく把握することができる 実は私たちは自分についてほとんど知らないのだということがよく分かるようになる
4と6は知りませんでした
これから試してみたいと思います
私は反復の場所として岡山の運動公園を選びました ある程度人がいるところでも大丈夫なようです いつも座るベンチの風景は完璧に思い出すことができます
エゴに名前を付けて分離してみる、という実験もやっています 名前は草太にしました 頭の中で声が出現すると ○○だと草太は思っている...と返事をしてやります この作業により頭の中が静かになるようです 面倒くさいときは そう とだけ返事をするようにしています