こんにちは 無限の本質まとめ4です
意識の暗い海
・反復に関係する繊維の流れを呪術師たちは『意識の暗い海』と名付けた
・それはまたの名をイーグルとも言う
・宇宙のあらゆる生物は、光を発する丸い点であり、意識の暗い海に接している
・この丸い点のことを集合点と呼ぶ
・この点に知覚が集められている
集合点
・人間の集合点には宇宙全体から無数のエネルギーフィールドが輝く繊維となって集まり貫通している
・輝く繊維状のエネルギーを感覚へと変換するのは意識の暗い海である
・これを意識の輝きと呼ぶ。これは集合点の周囲に光輝のように広がっている
・私たちが五感と呼ぶものは意識の程度にほかならない。五感が意識の暗い海であるということを受け入れるなら、五感が感覚として解釈したものもまたそれであると認めなければならない。
・周囲の世界に立ち向かうのは、人類の解釈システムの結果である。
・呪術師たちは、死の瞬間に意識の暗い海が集合点を通して生命の意識を吸い取るのを目撃した
・また意識の暗い海が、自分の人生を克明に語り終えた呪術師と対峙した時に、一瞬躊躇するのを見た
・当人は知らなかったが、意識の暗い海は人生経験という形で彼らの意識を奪いはしたもの、生命力には手を触れなかったのだ。
・実は意識の暗い海が欲しがるものは、人々の人生経験のみであって、生命力ではない
先導者
・先導者と呼ばれる決定的な体験をすると、反復は単なる思い出しではなく、追体験となる。
・歩くことは記憶を促進する。
・先導者をみつけるということは、並外れた経験である
・先導者とはすなわち、きわめて鮮明に思い出せる出来事のことである。
・これを利用することで他の記憶もこれと同じように鮮明に思い出すことができる。いわばスポットライトのようなもの
・反復は真剣にやる必要がある
・自分の人生を反復するとチリやゴミが残らず表面に浮かび上がってくる
・私たちの中にある何かが反復に対して強い抵抗を示す
・人生の出来事を順序立てて克明に語ることは魔法の力を持つ
・それは単に物語を話すのとは違い、出来事の下に潜む構造を見ることである。詳細に克明に語ることが必要である
・人々を取り巻くあらゆる物事はただ見るためだけにある
・先導者(鮮明に思い出せる特別な記憶)の鮮明さが記憶の想起に弾みを与える
・一覧表に従うことで、反復は厳密な形式を形作る
・探求者は常に一匹狼であれ
・回想がただの回想ではなく、実際に体験すること、またはそれ以上の体験になるのだ
・反復が現在の生活にリンクした時、反復は未来への跳躍となる
・死と同じように反復にも隠された1つの選択肢が存在する
・反復には突っ張りのような壁を崩壊させる力がある
・忘れられない記憶は真の心のみからやってくる
無限
・無限とは抽象的な存在ではない。それは声と自意識を備えた1つの力である。
・ありふれた出来事のなかには未知なるものが潜んでいる
・記憶の中にある未知なるものと対峙したが、それを解釈できないときには、外部の根源つまり無限ないしは精霊の声と呼ばれるものに道理を尋ねなければならない
・つねに無限の声に耳を傾けよ
・そうすることで能率よく、先例に頼らず、行動する準備が整う
・ドンファンは無限を、私たちの人生へ故意に干渉する意識を有する力と表現した
・沈着、流動性、奔放さ
・魔法使いは無限の猛襲に備えて、つねに心構えをしておく必要がある
自己への崇拝
・魔法使いが行うことの全ては魔法のしくみに沿っていなければならない
・成功への希望、失敗への恐れ、期待することなどに束縛されてはならない
・行為の全て無限の衝動に向けて自分自身を自在に開放する業でなければならない
・内的沈黙のもっとも望ましい結果の1つは色調を見ることである
・激しい情動に揺さぶられた結果、人はそれを見る
・呪術(魔法)には穏やかなものなど何1つとしてない
・壁の表面、世界そのものはエネルギーである。このエネルギーを読み取る必要がある
・真の心とは人間の外来の装置である心とは何の関係もない
夢見の定義
・夢見とは意識の暗い海(イーグル)との接点を変える行為である
・こう考えると夢見は非常に単純なものである
・夢見は幻想とは似ても似つかぬ実在的なものである
・集合点は睡眠中にきわめて自然に移動する
・その移動を見るのは難しい
・攻撃的な気分がなければそれは行えない
・それは例えると捕食者の気分である。非常に貪欲なものだ
・見るという行為は受け身であってはならない
・視覚はただ観察するためのものではなく、働きかけるものである
まとめ
以上です。短いフレーズにも深遠な意味が込められています。
この本を読むのは3回目くらいですが、毎回新しい発見があるので、非常に面白いですね