アキラの精神世界

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カスタネダの本のサブタイトル

こんにちはアキラです 今回はカスタネダの呪術の本に込められたサブタイトルについてです

カスタネダの著書の真髄はその本のサブタイトルに込められています
そのサブタイトルの中身が全てといっても過言ではありません


1.ドンファンの教え
ここでは道の発見について知ることができます。本来私たち人間は道のようにひらかれてものです
それを道師の発見といった形で具体的に教えてくれるのが神秘の美しいところです

2.分離したリアリティ
現実感(リアリティ)というものは確固とした固体のようなものではなくあいまいなゼリーのようなものでしかありません
現実感はいとも簡単に分離してしまいますし、私たちは流動的な夢を見ているに過ぎません
この本ではメスカリトを利用してカスタネダが実際に真実の世界に気がつくことを教えてくれます

3.イクストランへの旅
イクストランというのはカスタネダの恩人であるドン・ヘナロの故郷の名前です

これは本源へ帰る旅を示唆しています
本源とは実存のことです
実存とは二元性を超えたものです

4.未知の次元
未知の次元とはこの現実世界を越えた外の次元のことです。
人間にはその未知を歩む可能性が秘められており、それは唯一エゴを消滅させることで進むことができる道です。


5.力の第二の環
人間の持つ注意力には
隠された2つ目の力が存在しています
それは【力の第二の環】と呼ばれていて、非日常的世界を秩序立てています

例えば理性は世界とあなたを繋いでいる力の第一の環です 日常的世界を理性は秩序立てています
そのような力(と世界が)がもうひとつ用意されているということです

6.イーグルの贈り物
イーグルとはあなたの管理者(飼育者と言ってもいいかもしれません)のことです
そのイーグルから送られるプレゼントは探求者にとって重要な要素です

7.沈黙の力
沈黙の力とは思考が完全に沈黙している状態に得られる未知の力のことです
呪術の基本はこの沈黙がベースとなっており、呪術師は思考を止めるために全力を尽くす必要があります
ただ思考が止まってさえいれば十分なんです

8.意識への回帰
意識はそれそのものに回帰する性質を持っています
人間が意識体で居られるならば、その人は覚醒しているといっても間違いではありません

9.夢見の技法
夢見とは何か?現実とは何か?その2つが対比をもって描かれています
カスタネダの著書の真髄でもあり夢見の人には欠かすことの出来ない必携書です

10.無限の本質
この本は独特で日常的な側面からナワールが描かれています
無限を前にして人間は何ができるのか...いくつも学んでください

ex.呪術師の飛翔
特に女性の方におすすめの本です
まるで本のページを飛び越したり
映画のシークバーを動かすような
跳躍現象が描かれています


・これらは十牛図に中々良く似ていますね

lv1 導師と出会う
lv2 現実感が分離する(なんとこれレベル2!)
lv3 『我が家』へかえる
lv4 未知に出会う
lv5 二つ目の力を知る
lv6 自身に生命力を注ぎ込んでいる捕食者に会う
lv7 沈黙という大いなる力を操る
lv8 意識が意識そのものに回帰するようになる
lv9 無意識を操る(顕在意識で現実世界を操るように夢見で無意識世界を操る)
lv10 世界へ還る

oshoの「十牛図を語る」は初心者の方にはオススメですよ