まず、前提として夢見には第四門があるようです
夢見の技法の『教会の女』という章におおよそまとめられています
ここまでくると夢は現実を侵食しはじめていきます
夢見の第四の門の恐ろしい特徴は、『他人を自分の夢の中に引きずり込む事ができる』ことで、カスタネダは協会の女の夢の世界の中に取り込まれていきます
カスタネダはそこで、協会の女によって彼女の第四の門の夢に招き入れられ、夢見に関する様々なレクチャーを受けます
・寝入りの姿勢は、夢の中の集合点の位置と関連していること
・夢の町にとどまることは非常に簡単であり、ただその夢の中でも眠るだけで良いこと
但し、寝入りの姿勢と全く同じ姿勢を取って眠らなければいけない
これは”双子の位置の技術”と名付けられている
・人間の邪悪さは特別なものではなく、通常の位置にある集合点の固定によって圧倒された心の連鎖反応にすぎない(?)
などです
協会の女、死と闘う者の、底知れぬ力の前ではドンファンでさえも恐怖を感じるようです
彼は具体的なプレゼントを彼女に求めませんでした したがって彼女は彼に対して『意図の翼で飛ぶ』という確率的で抽象的な贈り物を与えました
死と闘う者の性別は生まれたときは男性でしたが、呪術の実践中に盟友に囚えられ何百年も幽閉されてしまった時に、苦慮の一手として編み出された技法で、集合点を移動させることで異性へと変身することができるようになったようです。その後、盟友の世界は女性原理を優先し、女性となった彼をその世界から吐き出してしまいました。しかし、盟友は彼女が本当は男であった事に勘付いたようで、今でも彼女に迫りくるそうです。
死と闘うもののエネルギー形体は、誰とも似ていない、貝類のような形をしており、性器を中心に内側に渦が巻いています
恐ろしい死と闘うもののですが、カスタネダの系統の呪術師にとってはなくてはならない存在となってしまいました
あるナワールは50箇所もの集合点...新しい世界を教えてもらったそうです
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メモ:[潜在意識]私は、心の奥底で太ったエネルギータンクのような 果物の缶詰のように栄養がある女を、求めている(???)