アキラの精神世界

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呪術と夢見ーイーグルの贈り物 まとめその5

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この章では主に忍び寄りについて説明していきます

 

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ドン・ファンのファミリーであるフロリンダ・ドナー・グラウは

波乱万丈の人生を歩んできました

10代の頃、絶世の美女であった彼女は10人以上の求婚者の中から最高のパートナーを選びます しかし、幸福の絶頂にあったその結婚生活はわずか半年で幕を閉じてしまうのです

彼女は前妻の企みにより毒を盛られてしまい、皮膚病(?)にかかってしまい下半身が象のように醜くただれてしまったのです

彼女はそれを直すために呪術師である師の元を訪れました

旦那は西洋医学ではなく、インディアンに頼ったことが許せなくて軍隊まで派遣して呪術師を排除しようとしましたが、師に鞭と斧でこてんぱんに痛めつけられて無力化されてしまいました

フロリンダは彼の支配から自由になり、ファミリーの一員となったのです

 

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 忍び寄り7つの原則

忍び寄りには7つの原則があります

 

1.忍び寄るものは戦場を選ぶ
 周囲の状況も知らずに闘いにでかけたりは決してしない

2.忍び寄るものは不必要なものを一切捨てる

3.忍び寄るものはいつでも前向きでなければならない どこにいても最後の時に備えていること 闘いをはじめるかどうか決断するときには全神経を集中させること どんな闘いにもそれには命がかかっているのだから

4.忍び寄るものは常に楽にしていて、自分を捨て何も恐れない
 そうなったときにだけ私たちを導く力が道を切り開いて手助けをしてくれる

5.忍び寄るものはどうしようもない自体に陥った時、退却する
 他のことに時間をつかい心を彷徨い歩かせておく

6.忍び寄るものは時間を圧縮する 戦士にとって一秒は永遠にも等しい

7.忍び寄るものは決して物事の前面に立たない

 

3つの規則

1.私たちを取り囲むあらゆるものは計り知れない謎に包まれている

2.私たちはそうした謎に挑戦しなければならない ただし、やり遂げられるという希望をもたないで

3.自分を取り囲む計り知れない謎や、それを解かなければならないという義務に気がついた時、戦士はその謎の中で自分を正しい位置に置き、自分自身もその中の1つなんだということを実感しなければならない

そうすることができれば、小石だろうとアリだろうと自分だろうと存在の謎には限りがなくなる 誰もがあらゆるものと平等だという認識をもてるようになる

 

反復

 反復とは生活のとるにたらない細部まで思い出すということである
 反復には完璧な静寂と孤独が必要である
 完璧な反復というものは夢見のからだと同じくらい戦士を変えることができる
 反復では呼吸が鍵となる
 体のまわりの刺激の領域を狭めることができれば反復は容易になる(←木箱の中で反復をすることでこれが行えるようになる)
 完璧な反復を遂行したとき、イーグルは人の意識を食べつくす代わりに、反復の成果物を受け取ってくれる

 

呼吸法の魔術

感情を思い出しながら右から左へ呼吸することによって過去に残してきた輝く卵の繊維を回収していく
 次に左から右へ呼吸をすることによって思い出しているできごとにかかわった他の輝くからだが残した繊維を放出する
 呼吸は浄化の能力をもつ
 反復が実践的なものであるのはこの能力のためである

 深い反復は人間の形をなくす最良のものである

 反復の結果として、バカバカしい自尊心に何度も直面したとき、心から笑うことができるようになる 

 呼吸によって、世界に残していった繊維を回収したり、他人が自分の中に残していった繊維を放出するのは準備段階に相当する

 これをしなければ管理された愚かさを扱うことが出来ない
 管理された愚かさを実践するためには自分自身を嘲笑できなくてはならない
 規則は夢見と忍び寄りを技術として規定している
 しないことの扱いは、反復をすませた忍び寄るものの方が簡単におこなえる

 周囲の世界の扱い方は夢見のものと忍び寄るものでは本質的に違う

 時間というのは注意力の本質である イーグルの放射物は時間からつくられてい

 

★反復のコツ

 この知識は私が発見したものです

 反復を行うとき、過去の思い出を1つ選ぶと思うのですが、
 その場面を何度も何度も繰り返し再生すると効果的に思い出すことが出来ます
 10秒くらいのシーンを10回以上繰り返すのが良いでしょう
 繰り返しを行うたびに、記憶が鮮明になっていくのがわかると思います
 細かいところも徐々に思い出せるようになります
 是非試してみてください

 

忍び寄るものの3つの基本テクニック

忍び寄るものには3つの基本となるテクニックがある

 1.反復するできごとのリスト

  反復するできごとのリストとは、今まで出会ってきた人物を総括した記録のことである 全ての人物を書き出す必要がある

 2.木箱

  反復を行うときに入る木箱のことである 知覚ができるだけ狭い状態であるのがよい 全ての反復を終えた時、に箱を壊してそこから出る
 ドニャ・ソレダードという女呪術師は5年間も木箱の中に入っていた

 3.忍び寄るものの呼吸
  左右に首を動かして、耳を肩につけるように呼吸することで効果的に反復を行うことができる 描写が難しいのでここは図解を作成する予定

 

忍び寄りを実践することによる3つの結果

 1.忍び寄るものは決して自分自身を深刻に考えたりしない 自分を笑うことを学ぶ
 2.忍び寄るものは限りない忍耐力を持つ 彼らは絶対に急いだりしない
 3.忍び寄るものは即興でなにかをする能力を身につける

 

意図の真実

 日常生活の意図をすてるには莫大な力が必要だ
 戦士は意図を呼びおこさなければならない
 目が意図を招き寄せる
 見ること(seeing)が視覚的なものであると勘違いするのは、目の焦点を意図に合わせる必要があるからだ
 意図の別な側面をとらえることが「見ること」と呼ばれている
 目は意図の捕手である
 目の焦点は第二の注意力にあわせることができる

 

思い出すことの複雑性

 思い出すということはまったくもって不可解なことである
 これは自分自身を思い出すということである
 生まれた瞬間から輝く体が蓄えてきたあらゆる記憶を思い出すこと

 思い出すということは戦士だけでなくひとりひとりの人間の領域にあるものだ
 私たちは誰でも直接自分の輝きの記憶に向かい、測り知れぬ結果を得ることができる

 

終わりに

 いかがだったでしょうか ここは具体的な方法ばかりで大変重要な章であると思います 私は自分自身を夢見る者だと想定しているので、忍び寄りに関してはあまり適正がないと思っています(それでもやりますが)忍び寄りに関してはあまり詳しくはありません

反復というのは有名な修行方法なので知っている人も多いのではないでしょうか
反復に関しては気付いたことが1つありましたので、それも書いておきました

意図の話もでてきますが、相変わらず難しい内容でよく分かりません
意見などがありましたら是非コメントしてください

5つの記事に分けられていますが、そのどれもが基本であり重要なことです
なんどもくりかえし学習して知識を漏らすことがないよう気をつけていきましょう

 

※反復の呼吸については記述が不十分です