アキラの精神世界

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悪魔の体と人間の心

こんにちは 今回は珍しく映画の感想を書いてみました

 

 

 

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ネットフリックスで映画デビルマンをみました

 主人公の名前は私のハンドルネームと同じで アキラといいます

 

良心の描写

宇宙全史では『良心』について何度か説明されています

良心とは私たちの根源からくるエネルギーのことで、気づきのよすがとなるものです

このデビルマンという映画には人間の心をあらわす良心の描写が各所に散りばめられており、本心を理解するのにとてもよい作品だと思います

 

 

私の前世は昭和の日本人?

変なことを言いますが、私は前世でデビルマンを見たのではないか?と思わずにはいられませんでした

私は平成生まれのため、デビルマンは全く存じ上げていません

しかし...なんというかはじめてみたような気がしないんですよね

(もちろん、この映画をみるのははじめてなのですが)

 

アキラは良心を感じ、涙を流す

彼には良心を感じる力が備わっていて、実際に会った人間は当然として、写真や動画からですら他人の悲しみに共感することができます

この慈悲の心があるのめ、彼は作中で何度も何度も涙を流しています

 

アモン・ラーの憑依

アメン - Wikipedia

 

アキラは親友の男に連れられて、ドラッグパーティーのような場所で、悪魔を宿らせます

そして、圧倒的な力をもったサタンと主人公のアキラ(アモン)は対峙することになります

アキラはいいます『私は悪魔の体を持っているが、心は人間だ』と

 

魔法使いの理想

悪魔のような、誰にも負けない強靭な力(肉体)と、バランスのとれた精神を持ち合わせることは、一生をかけても到達するかどうかわからない最高の理想の地点です それを体現しているアキラには物語の登場人物でありながら、感情移入せざるを得ませんでした

 

最終的な結末はネタバレになるのでここでは書きませんが、その結末がとても示唆に富んだ内容であったことは間違いありません

 

外見と中身は本当は関係ない

つくづく思うのですが、外見と中身は全く関連付いていないということです

恐ろしいほどの美貌をもったサタンは、愛を感じることができない 残酷な存在です

その力や美貌につられて彼を信じてしまった人々の辿り着く場所は、戦争という悲劇でしかなかったのです

 

私たち人間はあまりにも欲望や不安に弱いです

 

欲望や不安に負けず、強い精神力をもち、自我を克服することができるなら、次の世界にはたどり着くことは簡単なことだと思います

 

 執拗に名前を求めるセレーヌ

序盤の強敵にセレーヌという悪魔がいます

彼女は女性であり、主人公に憑依しているアモンの恋人でした

彼女は彼を取り戻そうとするあまり、アキラに猛烈に攻撃をしかけたのです しかし、それは失敗に終わりました

瀕死の意識の中で彼女は部下の悪魔の命を使って...

といった話がありました

 

彼女は名前に拘っていて、何度も何度も私の名前を呼べといったり、お前の名前はなんだ?とアキラから言葉を引き出そうとしていました

 

日頃、精神世界に縁のない人達は名前にそれほどまでの秘められたエネルギーがあることは知りませんし、生活していく上で、名前を秘匿することはほぼ不可能なのことです

 

相手を名前を知るということが、どれだけ力をあたえることなのかということが、このアニメでは示唆されているのではないかと思いました この話は蛇足のように感じるかもしれませんが、とても重要なことです