10万円で土地を買ったら税金が30万円かかった話
こんにちは 津田さんです
今日は生活の話をしていこうと思います
- 土地代10万円
- 税金30万円の内訳
- 土地本体より税金のほうが高い
- 0円の家なんてあるの?
- それでも10万は安かった
- 固定費を削減してシンプルに暮らす
- 自分の時間がほしい
- 安心感
- これからも空き家は増えていく
- 人に本当に必要なものは少ない
- わくわくする日本の未来
土地代10万円
私は10万円で土地(空き家)を取得しました
(※固定資産税は年間で約3万円ほどかかります)
買うときは本当に不安で不安で、なにか瑕疵があるのではないか、本当にこれでいいのか、税金がとんでもない額請求されるのではないか、などなど戦々恐々としていました
しかし、買ってみたら意外とあっさりとしたもので、不動産取得税の申請という面倒くさいことはありましたが、なかなか満足の行く取引ができました
税金30万円の内訳
税金は登記手続き(司法書士)が7万円
登録免許税が10万円
不動産取得税が10万円ほどかかりました
土地代と合わせて約40万円弱です
土地本体より税金のほうが高い
土地本体より税金のほうが高いなんて、なんだかモヤモヤした感じがしますが、私は幸運な方で、0円で不動産を取得した場合は、さらにこれに加えて高額の贈与税がかかってしまいます
無償譲渡された場合の方が、逆に税金などで取得費用が高くなる可能性もあるようです
0円の家なんてあるの?
実際、家いちばというサイトでは不動産が0円で紹介されていることもあります。年末年始で結構物件が増えていて、私も0円で買うかどうか迷いました。新築で家やマンションを買う人は1000万円〜3000万円くらいは予算を組んでいる人も多いと思いますが、ある程度を条件を外せば家は相当安く取得することができると思います
それでも10万は安かった
それでも10万円は安かったと思います
駅まで徒歩1時間くらいの場所でほどほどに山に面しており空気もキレイで畑もついています
家は築100年以上のとんでもない古さですが、水道も電気も通っているので暮らすだけなら不便には感じません(汚れや損傷はかなりあります)
なにより家賃から開放されたことが本当に大きいと思います
ただし、その空き家には粗大ごみがこれでもかと積み上げられており、片付けにはおよそ一年弱の年月と、膨大な手間暇を必要としました
固定費を削減してシンプルに暮らす
私のように暮らす場所にそれほどこだわらないのであれば格安の物件を取得して暮らすことは十分なメリットがあります
家を買うのに30年もローンを組むのはどう考えても無謀なことではないでしょうか
自分の時間がほしい
私は昔から自分の時間がほしいという欲求がありました
中学校の頃は部活と勉強でほとんどの時間を奪われていました この原体験がどうしても忘れることができず 今でも性格に影響を与えています そのため出来る限り自由に生きようと毎日なんとか暮らしているわけですがこれでようやく大きな一歩を踏み出すことができました
途中税金や制度しらべていてあまりの面倒くささに諦めそうになることもありましたが、結果的には取引が無事に終わってよかったと思います
安心感
なによりこれでホームレスにならずに済んだということは本当に大きな強みです
生き場所や死に場所すらない現代の社会でこのように静かな居場所を得られるということがどれだけ幸せなことなのか、私には計り知れません
これからも空き家は増えていく
これからも空き家は増加の一途をたどっていきます 所有者不明の土地は一説によると九州より広いそうです 経済と制度の歪みがもたらした「夢のマイホーム」というイメージは一部の人にしか当てはまらないようになるのではないでしょうか
そもそも不動産屋や土建屋の仕事のために家は高いのであって、もともとそんなに高い価値はないということは中古物件の市場価格をみていれば一目瞭然です
他者からの承認や評価などを気にして、どうして買ってしまう人も少なくないのだと思います
人に本当に必要なものは少ない
人間は思った以上に無駄なことをしています
本当に必要なのは最低限の衣食住だけで他は生きていくのに必要ではありません
わくわくする日本の未来
日本の未来にわくわくしています
労働力を狩り尽くして人手不足が深刻になっているからです
高齢者がうなぎを食い尽くすような、社会の構造はなかなか変わりません 世代間の溝は深まる一方です
どこで底が抜けるのか分かりませんが、東京オリンピックまでは後少しです
様々なイベントが待ち受けているのかと思うと楽しみですね