アキラの精神世界

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人間の形を無くすとは

 

おはようございます 津田さんです またまた「呪術の彼方へー力の第二の環」からのご紹介です

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人間の形をなくすとはどういうことか

3章ラ・ゴルダではカスタネダとラ・ゴルダがドン・ファンとドン・ヘナロの4体の盟友と会合します カスタネダには盟友たちは黒いモノリス・真っ赤な肌をした男・コヨーテ・ジャガーに見えますがラ・ゴルダには光輝くエネルギーとしか認識できません それはラ・ゴルダが人間の形をなくしているからです

人間の形は「人間の鋳型を夢見る」ことでなくすことができます
植物にも、動物にも、虫にも固有のエネルギーの形があり、それが鋳型です
鋳型は普通の人は死ぬ時に目撃します
人間の鋳型は水でできているため細い溝や池で見つかります
補.【世界にあるものは、みんな押す力か引く力だ】
十分な力を持った戦士は何度も何度も鋳型を見ることができます
人間の形というのはわたしたちをこういう人間にしているべとべととした粘着性のある力のことです それは本当は何にでもなることができます
その力は、形をもっていないかわりに一生私たちを支配して死ぬまで放しません
人間の形をなくすのは変わるためです
人間の形がそのままであるのなら、変わろうとしても上っ面の言葉だけでしかなく、人間は本当に変わることはできません
彼らは変わることに失敗しても、決して落胆しないと言います
形のない戦士は眼をみはじめます
目を閉じるたびに眼がみえると彼女は言います
形を無くした戦士は夢見をはじめるためにその眼を使います
形をなくしてしまえば夢見をするために眠る必要はなくなります
目の前にある眼がいつだって行きたいところへ引っ張っていってくれる、とのこと
人間の形が完全になくなったら、眼を見ることも無くなる
眼そのものが形をなくすということ
人間が形をなくすと、あらゆるものが形をなくして、しかもそこにある。という状態になる 盟友がただの霊気であるように(眼もいずれ霊気のようになる)

ラ・ゴルダは夢見のなかで自らの手を見つけることが何年もできなかった
ナワールは彼女にそれを見つけなければ死ぬと宣言した
その為彼女は死を覚悟し、変わるために23日間絶食した(100kg以上の巨漢だった)
自らの手を見つけた後、その次にすることは夢の中でビルや家などの建築物をみつけてその映像を壊さないように見つめることだった 夢見る人の技術というのは夢の映像を保つということ わたしたちは一生涯そうしている(現実という夢を保ち続けている)凝視することなく、その映像を保ち続けるようにすること

次は夢の中でおへそを固定するものを見つけること 夢見の中では臍に注意を払う必要がある 臍を保護しなければならない 夢の映像を保つためには暖かさや臍に圧迫感が必要 彼女は夢の中で臍にぴったりの小石をみつけた 同じものを現実世界でも見つけた彼女はそれをベルトで臍に身に着けている そうすると夢の映像を保つのが楽になる

長すぎて大変です^^;

 

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まとめ

1.人間には固有の形がある
2.光り輝く人間の鋳型を夢見ることで人は形を無くす
3.霊気のように形のないものが我々の本当の姿である
4.人間の形をなくし、眼が見えるようになれば、夢見るために眠る必要はなくなる
5.人が変わる時、夢見の中で自らの手を見つめることができるようになる
6.自らの手が見られるようになったら、次は(建築物などを対象に)夢の映像を保ち続けるようにすること
7.夢見では臍が大切 臍に圧迫感があれば夢見の映像が保ちやすくなる

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どうしても手を見つけられない人は、自分を変化させてしまえばいいのかもしれません
この章は非常に情報量が多く、把握するのが大変です 夢見の奥深さは計り知れませんね

9月20日は夢は見れなかった

おはようございます アキラです 今日は夢は見れませんでした
かなり調子は良かったのですが、私の悪い癖(ゲームに耽溺する)があらわれて
1日中PUBGをやっていました

明晰性が向上し、見つめる訓練が効果を発揮していたのですが、それは夜まで保たなかったようです。

今日も頑張りましょう

見つめること

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こんにちはアキラです
今日は「呪術の彼方へー力の第二の環」から抜粋です

夢見の修行の1つに「見つめる」というものがあります
この修業は夢見る者には必須のようです
やることは単純で「物体の細部を何時間も見つめることで第二の注意力を呼び覚ます」というものです

【手順】

・体は完全にリラックスさせること
・天然繊維のクッション等を用意し、座る
・視線は固定してはいけない(見つめるものを疲れさせないため)
・ゆっくりと眼球を反時計回りに、(頭を動かさずに)回しながら対象を細かく見る

 

なんだか逆にわかりにくいですね 【座って、対象を細かく見る(視線は固定しない)】これだけなんですが

 

【谷を見つめる】

1.帽子のふちで余分な陽の光を遮り、必要最小限の光だけを目に入れる2.まぶたを半分閉じる
3.まぶたの開け具合を一定に保ち、目に入る光を一定にする
4.まつげを通る光線の網目を通して、対象を背景の中で分離する

 

【対象物】

1.小さな植物→2.樹木→3.昆虫→4.岩→5.雨・霧→6.雲・遠くの空→7.火・煙り・影→8.星・水

対象が難しいものであるほど引き出せる力も強力なものになるようです
第二の注意力が引っかかると、対象にこげ茶色の点が見えるようになります 第二の注意力をつかまえるためには、訓練を重ねるしかありません
一度、第二の注意力をつかまえたら、あとはそれを大きくするだけです
何度も見つめたり、夢見をしたりしていきましょう

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ラ・ゴルダ

カスタネダのファミリーの1人、ラ・ゴルダはドン・ファンの指示により
1日中枯れ葉を見つめるという修行を行っていました 1日中枯れ葉を見つめることで、思考が穏やかになりトナール(第一の)注意力が穏やかになります。そうすることで第二の注意力が活発になるスペースが生まれます
彼女は、ある日、用意されている枯れ葉が、毎日違うものであることに気が付きました

ラ・ゴルダはこの修業を1年かけて行い夢見の中で両手を見つけることができるようになりました。そして、更に4年かけて世界を止めることできるようになりました 第二の注意力に入るためには世界をとめる必要があります 世界を止めるとは思考を完全に停止させ、第二の注意力を呼び覚ますことです 思考を停止させるには、見つめることが効果的です

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分からないこと

重要な内容ですが、この言葉は分かりません

「枯れ葉の図案を夢見る(または 枯れ葉の図案を見つける)」

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重要な言葉達

p329 「自分の第二の注意力をつかまえる前に、夢見るものは見つめるものにならなければいけない

p330「ドン・ファンは枯れ葉を見つめることと、夢見の中で両手を捜すことを結びつけた」

p331「夢見るものが世界の止め方を知ってしまえば、ほかのものも見つめられる。形を無くしてしまえば、何にでも入っていくことができる」

p334「遠くと雲を見つめることで、努力しなければならないのは、自分の第二の注意力を見つめているもののところへ行かせることだ。そうしてとてつもない距離を行き、雲に乗るのだ。」

p343「見つめることと夢見は平行していく」

p343「影の夢見を進めるために、ずいぶん影をみつめた」

p341「ドン・ファンの呪術の本質的な特徴は、自分の中の対話をとめることだ」

p341「自分のなかの対話をとめる=トナールの注意力を切り離す」

「自分の中の対話をとめれば、世界をとめることにもなる」

「第二の注意力が焦点をあわせたとき、世界が止まる」

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とりあえず今日は30分ほど「見つめる」という修行をやってみましたが、たしかに思考が穏やかになるようです 刺激的なこと(ゲーム等)にふける気持ちがほとんど無くなりました これは効果がありそうです

ただし、内容がまだまとまっていないので、もう少し推敲していきたいと思います(かなり複雑ですね...)

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何時間も何時間も枯れ葉を見つめてみてください
私は枯れ葉が用意できないので、公園の木にしました
公園ですので昆虫も草花もあります

では、頑張りましょう

9月19日の夢 夢見の復習

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こんにちは アキラです 昨日は「力の第二の環」を読んで就寝しました
これはカルロス・カスタネダの書いた有名な探求書のうちの1つです

夢見の発展

1.夢の中で自らの手を見ることができるようになる

2.夢の中で細部に注目することができるようになる

3.夢の中で眠っている自分を見ている自分を見ることができる

 

大まかな形ですが、非常に有名なものです
私はなぜか1を経験せずに3を1回経験したのですがその理由は今をもって不明です

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今日見た夢は現実と同じように鮮明なものでした
やはり就寝前の行動は夢の内容と密接に結びついています

「映画のCMを見ている フランスの恋愛映画 手足のない重度身体障害者の女性2人のペア ブロンドで色白 ベッドでもつれあいながら、お互いの体を食いあうことを相談する」

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カルロス・カスタネダシリーズは10巻以上発行されていて読むのが中々大変なのですが、夢見の内容だけを知りたい場合は イーグルの贈り物・力の第二の環・夢見の技法(この巻は有名ですね)を中心に読み進めるのが良いでしょう

 

ちょっと言葉の解説もしておきたいと思います

1.力の第一の環(第一の注意力)とは
日常生活を秩序立てている力のこと

2.力の第二の環(第二の注意力)とは
非日常生活を秩序立てている力のこと(夢の世界はこの非日常生活)

 

私たちは普段1つめの力しか使っていないけれども、人間には誰しも2つ目の力が備わっている...というのが大まかな内容です

あまり注目されていないようですが、この「呪術の彼方へー力の第二の環」という本は夢見を勉強する上では必須の教科書だと思います

 ここで一旦区切ります また明日この本について記事を書きたいと思います

補.人間の光り輝く球体を回復させるには、煙を浴びるのが一番よい 焚き火など