欠点と無欠さ
私たちには欠点がありますが、無欠な戦士たちは欠点を持ち合わせていません
欠点とは食べすぎや自虐的なことや自己憐憫などであり
総じて自分を傷つける行為にほかなりません
たとえうそをついてでも...無欠であることが精神世界では求められています
ラ・ゴルダというカスタネダの相方の女性は
100kgを超えるほどの肥満体でした
彼女は呪術師としての要素を持っていました
したがってそのありあまる個人の強さ(エネルギー)
は彼女に食べ物を贈ります
彼女は一時は1日に16食もたべるほど
極端に食事にありつけるような境涯でした
しかし、彼女は完全に変わりました
1日中スポンジを口にふくむことで
歯痛でほほがはれていることをアピールしたのです
これにより約1年間で体重を正常に戻し
23日間の絶食に成功するほどになり
彼女は完全無欠の呪術師となりました
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私たちは日常のくだらない行為に耽るようにしつけられています
その悪習から自分を断ち切ることこそが呪術に必要なことなのです
現実か夢か判断する方法
夢見が頻繁に起こるようになると現実と夢の境目はあやふやなものになります
実質的には現実世界は共有されている夢であるため(集合点が同じ位置にあるということ)夢か現実化を判断することが必要になってきます
これは左目と右目の風景が同じであるならそれは現実の世界であり
両目で風景が違ってしまったら夢であるといえます
なぜこのような現象になるのかはわかりませんが
夢で迷子になったときはこの話しを思い出してもらうと良いでしょう
起きたまま夢見を行うということ
力の第二の環より、夢見に関する情報をまとめてみました
自尊心をなくすこと
↓
沈黙を保つこと
↓
人間の形を無くすこと(知覚を人の形から遠ざけること)
↓
眠ることなく夢見を行うことができるようになる
覚醒とは静寂に保つことです
現代人はあまりも忙しいため悟る、覚醒するということからは ひどく遠くなってしまいました この点においては人類は劣化している{霊性を失っている}といっても過言ではないでしょう すべては理解できることだ、とあなたは頭のどこかで思ってはいないでしょうか
人間はあるがままでいることがひどく難しくなってしまいました 道端の花ですら至福にひたっているというのに人はエゴにまみれ不完全な状態であり続けています このバグ....寄生虫をはっきりと意識して、それは本当の自分ではないということを理解していけると良いですね
あるナワールは治療者として有名な存在でした 彼は日常、起きたまま夢見を行うことで 北の寒い土地にある洞窟に住みながら、南の国で人々を治療するという離れ業を行っていたそうです
tips.戦士とは 自らの知覚と不屈の意志を使って、おこるべき結果を変化させる人のことである
視界とビジョンを同時に保つ
目の前にあらわれる視界は現実的です
この現実に重ねるように想像力を保持してみましょう
やりかたはごく普通で誰にも簡単に行えます
私がやっている方法は ①目の縁で視界をとらえるようにして
②そのままリラックスした状態で想像力を思い起こす
これだけです
特に、思考を分離するときにこの方法は効果があります
思考がたちのぼるときにその思考を、流れる川のように見つめると
その思考が完全に自分の外部にある、例えばラジオやテレビのように外にあるものものということがわかると思います
思考を完全にロックオンしておけば、無駄なエネルギーがそちらに垂れ流されることはなく、沈黙に近づいていきます
カスタネダは視界を目の縁に保ったまま何時間もソラノ砂漠を歩いたそうです
1日30分でも完全な静寂に達することができたなら
それは完全な睡眠と同じようにあなたに安らぎをもたらすことでしょう