感覚は仮想的であり、幻である
感覚がある
ということは非常にハッキリとした
現実として感じるかもしれませんが
実はそれは本当は幻です
ちょっと考えてみてください
手首がポキっと千切れてしまい
その辺の道端に落ちてしまったとしましょう
その時あなたはその手の感覚を感じるでしょうか?
感じる訳がありません(^_^)
感じるのは血飛沫をあげる
手首の切れた部分の激痛だけです
ここで ちょっと1言加えると
感覚とは境界線である
と言えることに気がついた人もいるかもしれません
境界内の内も外も感覚として知覚することはできません
内蔵や皮下の感覚は私達には感じられませんからね(空洞がある場所を除く)
感覚は境界線であり常に変化します
最初の疑問である
感覚は現実かと問うとき
一体全体これのどこが
『明確な現実』であると言えるでしょうか
感覚はカマボコの切れた面にある
模様でしかありません
切り方を変えれば当然カマボコの顔も変わります
変えようと思えば
感覚を拡大したり縮小したりすることも
可能でしょう
試しにちょっと 視界を広げてみて
オーム宇宙を上から眺めてみてはいかが?