この世界はファンタジーである。という言葉の意味
”誰が地球に残るのか”ではダ・ヴィンチより『この世界はファンタジーである。』と告げられている。私はその意味があまりよく分からなかった。
最近それに関してわりとはっきりとした理解を得たので文章に変換してみる。
・この世界はファンタジーであるとは
結論から言えば薄い感情や思考から世界が構成されている。ということを指しているということだ。
つまり、感情や思考によって人間の行動が制御され、そこから様々なものが生み出されているということだ。
激昂によって割れたビンがここにあるとする。これは怒りによって創られたものでこれもファンタジーの一部だ。
正確には絵画をはじめとするアートを思い浮かべるとわかりやすいだろう。
これらは作者の内面からこみ上げる情動から生まれたと考えるのが一般的だがより物理的な造形、果ては建築物、店の装飾などもその一部である。
したがって、その人間の感情が”薄い”という意味でファンタジーである。と言えるのではないだろうか。
逆にいえばダ・ヴィンチなどはそれらが非常に濃いため、それに倣った仕組みが構築されていくのではないだろうか。
人間の感情は濃いものに思えるかもしれない。しかし、そうではなく薄っぺらい想いでしかないということだ。本当に濃い心というものを知りたいのであれば、自分で経験していくしかないだろう。夢の世界は、その内の1つではある。これを思い出すことも良い経験になるだろう。