意識への回帰、人間の鋳型、知覚、死にあらがうこと
意識への回帰を読み返しています
私がこの本を読むのは3回目です
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15章
「地球は私たちを応援してくれている その応援のエネルギーを受け取る方法は、大地に触れていることだ 地面の中に埋まるのが最も効率的だ」
「虹色の環っかが死ぬ間際の人間を訪れる」
→『あらゆるもののなかにある2つの力は、デリケートなバランスを保っている 死ぬ間際の人間から火の玉とよぶものがあらわれ、そこから生き物とまったく同じ大きさの虹色の輪がでてくる これは夢見ているものたちに輪の感覚を与える』
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ここで見ることの本質が描写されている 見ることというのは知覚することであり 例えばまっ白い雪景色をみるということはその風景をみたときの感覚を保持、再現するということである これは視界が真っ白に染まっているということではない
それにもかからわらず それは同じこと
(視界が雪で真白になることと、そう感じることは同一)である
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「人間の死はへその高さの位置にある ころがる力はそこを狙い殴り続けている 盟友の死は細い線状のもので非常に頑丈にできている 実質的には不死といっても良い 彼らはいつかは死ぬがいつかは分からない」
★「夢のように、現実を夢見ることはできる」
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今目を通しているのは第16章の「人間の鋳型」というものです
ここでは繰り返し語られていることですが人間の本質、呪術の本質が語られています
「抽象的に理解することには意味がある」
「集合点を大きく動かすことで、知覚を遮る障害物を破壊することができる」
「自分を表す一覧表を作って、それを投げ飛ばす(笑い飛ばす)ことは個人から自由になることだ」
「反復や場面再現はエネルギーを回復させるための旅である」
「人間の命令はイーグルの命令と原理的には同じなんだ、誰でもがイーグルのように命令することができる これが意図の本質だ」
「深い絶望や悲しみ、怒り、イライラとしたストレスにとらわれたときは、目玉をグルグルと動かせばいい 目の動きは意図と関連付いている」
>>ドンファン『目の動きが、一時的に集合点を動かすんだ 目を動かすとほっとできるんだ これは意図の本当の熟練の代わりなんだ』
「死ぬことは簡単だ 生きること..存在を保持するためにエネルギーを注ぎ続けることのほうが何倍も難しい」
※これは例えば仕事を辞めること、中断することよりも働き続けることのほうがよっぽど難しいということです
追記:
物事には流れがある 経済もそうだ あがったり、さがったりするときが必ずある
それはあたかも 国家の環 人間の環 会社の環 個人の環が複雑に絡み合うようなものだ
その波に上手く乗ることで 計り知れないエネルギーを得ることができる
追記2:
絵、音楽、ゲーム、小説等は彼らのエネルギーが注がれ、形になったものだ
同じように、企業の有しているエネルギーの大きさも知覚することができる
地球や天体などの時の輪も存在している
それは輪っかのような形をしていて
ウロボロスの蛇のように
生きている